Q. 救命救急に情熱を持つようになったきっかけは何ですか?

Q&A

A.

ある夜、顎を数センチ切ってしまい、血が止まらず救急車で病院に運ばれたことがありました。
真夜中で自分では判断できない状況の中、救急隊の方、医師、看護師の方々に支えられて処置を受けました。

私は体質的に心臓が小さく、点滴や血管注射ができません。
そのため症状が悪化した場合、一般的な処置が使えず、命に関わるリスクがあります。

この経験を通して、
医療は知識だけではなく、人の判断と責任によって成り立っている
という現実を、初めて自分のこととして理解しました。

もし判断が少しでも違っていたら、結果はまったく違ったかもしれません。
だからこそ、地域医療を支える医師の存在の大きさ、ありがたさを心から感じました。

この体験が、私が医学部受験指導に情熱を持つようになった原点です。

Q. 救急車の中で、特に心に残ったことは何ですか?

A.
救急車の中で、顎の傷を見せたときのことです。
その際、救命救急の方から
「縫わなくても大丈夫かもしれませんよ」
と落ち着いた声でアドバイスをいただきました。

その一言で、当時とても不安だった私の心は一気に軽くなりました。
医師の方にももちろん感謝していますが、
最初に判断の選択肢を示してくださった救命救急の方の存在は、とても大きかったと感じています。

実際、病院では「縫った方が早く治る」という説明もありました。
しかし私は、顔に傷が残らない可能性を優先したかったため、
縫わない治療を選択しました。

今回の傷は、時間をかければ消えていく見込みだそうですが、
当時の私には、その判断を自分ひとりで下すための材料がありませんでした。
救急車の中での冷静で誠実なアドバイスが、私の決断を支えてくれたのです。

この経験を通じて、
医師だけでなく、救命救急士、看護師の方々が
それぞれの立場で人の命と人生を支えていることを、強く実感しました。

だから私は、
医師を目指す学生だけでなく、救命救急士や看護師を目指す学生も、同じように大切に支えていきたい
そう考えています。

Q. 医師・救命救急士・看護師の役割の違いを、どのように感じましたか?

A.
医療の現場には、それぞれ異なる役割と責任を持った方々がいらっしゃいます。
医師、救命救急士、看護師――どの立場が上、どの立場が下ということではなく、
それぞれが自分の役割を全うし、連携して初めて医療は成り立つのだと感じました。

私自身が救命救急を受けた際、
専門的な判断をされる医師の存在はもちろん心強かったですが、
同時に、状況を丁寧に説明し、不安に寄り添ってくださった救命救急士や看護師の方々の姿が、強く心に残っています。

立場や肩書きよりも、
目の前の患者に親身になり、できる限りのことをしようとしてくださる姿勢こそが、
最も信頼でき、感謝の気持ちを抱く存在だと感じました。

Q. 医療職を目指す学生に、今一番伝えたいことは何ですか?

A.
医療の現場では、立場が上になればなるほど、
周囲への配慮や説明、指導の責任が大きくなると私は考えています。

「医師だから偉い」「説明をしなくてもよい」という考えではなく、
患者や家族、そして一緒に働く医療スタッフ一人ひとりを思いやり、
対等に向き合おうとする姿勢こそが、本当に信頼される医療者の条件だと思います。

私は、
気配りができること、優しさを持って人と接することを、
何よりも大切にできる医療職志望の学生を、心から応援したいと考えています。

そのような想いを持つ方々を、
誠意をもって、全力でサポートしていきます。

私たちの教育方針について(大切なお知らせ)

医師という職業を、
金銭的利益や肩書きのためだけに目指す学生、
あるいは「合格さえすればよい」「相手を利用すればよい」という姿勢で学びに向き合う方を、
私はこれまでに数多く見てきました。

残念ながら、その中には
他者への敬意を欠いた言動、
信頼関係を踏みにじる行為、
さらには私自身の想いや教育理念を傷つける出来事もありました。

そのような経験を通じて、私ははっきりと決めています。

思いやりを持たない姿勢、モラルを欠いた言動をする方を、
医学部合格へ導くことはありません。

たとえ一般的な塾であれば、
利益のために我慢し、在籍を認める判断をするのかもしれません。
しかし、私たちはそのような運営方針を取りません。

私たちは、
海外向け事業、不動産事業、社会人向け教育など、
複数の柱を持つことで、
理念に反することに妥協しない教育を実現しています。

だからこそ、
・患者を思いやれる人
・周囲と協力できる人
・立場の違いを尊重できる人
・誠実さを持って学び続けられる人

そうした人として信頼できる医療者を目指す方だけを、
全力でサポートします。

この方針は、変更する予定はありません。
合格のためだけの指導は行いません。
良い社会を支える医師・医療関係者を育てることが、私たちの使命です。

その想いに共感してくださる方にとっては、
これ以上ない安心材料になるはずです。

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